






静岡県藤枝市の駅からほど近い郊外に計画された住宅の設計提案。
小さな子供がのびのびと過ごすことができる環境を作りたいという、結婚、出産を迎えた若い夫婦の思いから計画が始まった。
夫婦の生活と子供の成長、近所に暮らす両親の引退後の生活といった、これから家庭を作り上げていく若い2人の将来像を相談しながら設計を進める、普遍的な住宅設計のプロセスである。
計画の柔軟性や構成・工法の明快さ、コストや施工性のため、木架構の構造計画をシンプルにする平面の3つの大きなスパンを設定し、1階は前面道路側から順に外部との関係の大きい生活空間を配置していった。
夫婦の家事動線と子供の遊び動線が交わりながらも邪魔しないように、キッチンを中心とした回遊動線を計画し、また回遊動線と2階の接点として中心のスパンに吹き抜けを設けた。
家族や友人、地域とのつながりといった外部から内部へつながる暮らしが、回遊動線と吹き抜けを介して家の中に広がっていく空間を提案した。なお、平面計画を含めた本提案は地元工務店に引き継がれた。